京都 川口美術 個展

2020年1月15日(水)~19日(日)

12:30~17:30 定休日/月・火曜日

 初個展の時、小振りの器ばかり250~260個並べる彼の発想にヒトツ道を徹底追及する熱い想いを感じたのを思い出します。

 器の大きさを制約した上で、ロクロから手びねり、たたら作りで多彩な形状を創り出し、焼種類も増やしてきました。

 サイズを掌から両掌へ歩を進めたのち、前回試みた掛花生を今回は中心に据えます。彼が目指すのは、岩肌や山芝の様に花が生きる花器であり、食器も料理が生きる器です。

 彼の着実な成長を支えているのは本人のたゆまぬ努力、工夫でありますが、もうひとつ見逃せないのが、彼と接する人達との交流です。注文であったり、感想や助言であったり、無言の示唆だったり、彼が素直に受け取り生かしていることにあると感じます。

 此度、会場全壁面に掛花生を展開し、花人余島裕二氏に、花を生けて頂きます。

 新春の会場でお待ちします。

紹介文より

写真/田中幹人

川口美術https://kawabi.exblog.jp/page/2/

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